みなさん、こんにちわ!

5月も中旬を過ぎ、一気に夏に向かってますね!

こんな春から夏の間に、多いご注文が

敷ふとんやふとんカバーの別注(特別注文)で、

一般的には売ってないサイズのふとんカバーや

昔サイズのふとんカバーのご相談が増えます。

先日頂いたご注文は、

【 170✕190cmの白ムジの掛ふとんカバーで、
  真ん中に穴に、ふとんが出ないように帯がついている物 】

というご相談でした。なかなか難しいご相談ですが、

カバー専門メーカーとの取引がありますので、
そちらで作っていただき、ご希望通りの品をご提供できました。

おそらく一般的には売ってないサイズです。

他にも

【 敷ふとんの120✕190cmの物】

こちらもふとん製造メーカーで、作っていただき
ご提供できました。

別注商品は、どれでも可能なわけではないですが、
できるだけお客様のご希望に添えるように考えますので、
「こんなサイズの商品ないよね~」と諦めず、お気軽にご相談ください!

ほんじゃm(^^)m


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よしながふとん店HP 別注オーダー



さて、続きです!

こうして色を合わせた物を型取りしていきます!
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引いた線の通りに特殊なカッターでカットしますが


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熟練の技できれいにカットされます。


こうして1匹の羊の毛皮から良い部分(主に背中)をカットし
約7~8匹ぶんの量を縫って1枚のムートンシートの形になっていきます。
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そして、再度アイロンとシャーリングを行い、
仕上がりをチェックします。

1枚のムートンシーツが作られるのに
これだけ様々な工程や手間をかけられて、
キレイでふかふかのムートンが出来上がります。

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マスダで作られたムートンの寝心地は最高です!

身体への負荷も少なく、とても快適。

当店では3種類のムートンシーツを置いてあり、
どなたでも寝心地を体感できます!

ご希望の方は、お気軽にお声かけくださいね(^^)

次回は、ムートンのメンテンナンス工場をご紹介しますよ~

ほんじゃm(^3^)m




今年からムートン(羊の毛皮)が好きになり、知識をより深める為に
奈良県にあるムートン(羊の毛皮)の工場に行ってきました!

奈良県宇陀市にあるムートン工場の㈱マスダです!
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マスダは、オーストラリアから羊の原皮を輸入し、
それらをムートンシーツやムートンラグ、その他ムートン商品を作っています。
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マスダでは、オーストラリアのメリノ種という縮れの強い品種のウールを使います。
その原皮をオーストラリアから腐らない様に塩漬けされて、日本に送られます。

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保管されている部屋はひやっとするくらい
涼しい部屋で管理されています。

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これら塩付けされた物を水で洗って塩抜きします。
それらをナメシと呼ばれる防腐処理をし、耐熱性、耐久性を高めます。


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毛皮の側部分が青くなっているのが特殊な薬剤です。

次にアイロンで毛を伸ばし、シャーリングと呼ばれる毛を揃える処理を行います。
このアイロンとシャーリングは、出来上がるまで何度も行われ、
綺麗な製品を作る為に欠かせません。

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アイロンをかけると毛が立ちますが、毛が長い物が
ぴょんぴょんと出ており、長さが揃ってません。

なので、シャーリングすることで
下の写真のように毛の長さが揃います。

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こうして、一旦きれいになった一匹物のムートンを
品質ごとに分けていき、分けられた物に色を染めていきます。

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面白いのは、染められた物は同じ色に染めても、
同じようには染まらないそうです。
(人の髪と同じで、人によって染まり方が違う)


それをしっかりと伸ばして乾燥させ、
そして、色の似た物を色を合わせていきます。
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続きはまた明日!ほんじゃm(^^)m

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