この度の平成30年7月豪雨の被害にあわれた方々

謹んでお見舞い申し上げます。


7月6日(金)から、特別警報が出るほどの大雨が降り、
西日本に甚大な被害をもたらしました。

我が町三原も、深刻な被害があり、
住んでいる私たちも、見たことのない風景に絶句しました。

被災2

被災①
(写真は三原市本郷町周辺です。)

ここ以外にもたくさんの地域で、床上浸水、
土砂災害などによる被害がありました。

(当店のある宮浦では、ほとんど被害がなく、
当店も被害はありませんでした。)

また、豪雨の影響で、浄水場は通常の様に活動できず
三原市全体で断水状態になりました。


そんな厳しい状態の中、
よしながふとん店は何ができるのか
とても考えました。

そこで、ふとん屋だからこそできる事をしようと思いました。

情報では、避難所によっては、
ふとんが無く、座布団を敷いて寝ていると聞いたので、

敷ふとんを寄付する事を決めました。

メーカーさんにもご提供いただき、
なんとか35本くらいですが、避難所に届けることができました。
(それでも、全く足りてなかったですが、
届けた先には、とても喜ばれました。)

敷ふとんや、タオルケットなどご提供いただいた、

浅尾繊維工業(株) 様
(株)アルファ 様
山甚物産(株) 様  ※名前順

本当にありがとうございました。

皆さん迅速に動いて下さり、本当に有り難かったです。

その後、断水でもふとん店は開ける事ができたましたが、
お客様はありませんでしたので、お店は父に任せて
被災された所の片付けを手伝いに行きました。

被害あった家は、泥が流れひどい状態でした。
その泥に菌が入っている為、泥にまみれた物は
大半を捨てなければなりません。

主な手伝いは、まずはそれらを家から出す事でした。

泥水を吸った家具、畳、どれも非常に重く、
又、真夏の暑さで体力を奪われ、
2、3人ではとてもじゃないですが作業は進みません。
(私自身、パワーが無いので本当に役に立ちませんでした。)

なので、ボランティアの集まりに参加して
多くの人と片付けなど、できる限りで手伝いました。

片付けと言っても、人が大切にしていた物を捨てるのは
とても胸が痛みました。それでも捨てなければ
前に進まないのです。

この災害を通して、色々な事を学びました。

今ある生活は当たり前ではない事。
自然には勝てない事。
とても恵まれている事。
僕の周りの仲間は、本当にいい仲間な事。
(手伝いに誘った仲間達はみんな断らず手伝ってくれました!)

他にもたくさん学びました。

書き始めると、なんだか
思いが溢れて長くなっちゃいますね。

この豪雨災害を忘れない為にも、
みんなで前に進む為にも、
自分が今できる事をしっかりと取り組んで
1日1日を大切にして生きたいと思います。

では、最後に

協力して下さった皆様、
断水中に水を運んで下さった方々、
心配して連絡して下さった方々、

頂いたご恩を、
恩返し、恩送りをしっかりして生きたいと思います。

本当にありがとうございました。